子宮のびょうき、記録

30代半ば、婦人病悪化。備忘録として、また同じ病気の方の参考に

4 発症 ~トイレへ冒険~

すぐに10時になり、消灯時間でした。
吐くのに何度も力んだせいか足全体が筋肉痛。この感じは…今日は寝れないかも…。長い夜になる予感がしました。ただ、腹痛は幾分和らいでいたので、あの痛みを考えたら、一晩の我慢くらい仕方ないと思えました。

点滴をしていると、口から水分補給していなくてもお手洗いに行きたくなります。でもお腹の中が腫れているせいか、尿意をはっきり感じる頃には痛みを感じます。
定期的に点滴の確認に来てくださる看護師さんに相談すると「じゃあ(トイレに)迷ったら行くことにしましょう」と言ってくださり、そうすることに。
本当に些細なことですが判断ができなくなっており、きちんと聞いてくださる看護師さんに、有り難いと思いました。

トイレに行くことは、この時の私には冒険でした。何とか時間をかけて起き上がり、点滴にすがりついてトイレまで歩き、座る、立つ…一連の動作がしんどく、時間がかかりました。
しかし時々起きて時間をかけてこの動作をすることで、長い夜をやり過ごすことができた様に思います。