子宮のびょうき、記録

30代半ば、婦人病悪化。備忘録として、また同じ病気の方の参考に

43 手術終了

「○○さん、終わりましたよ、○○さん」ん?夢か冗談かと思いました。手術台に上がって、実感としては5秒くらいしか経っていない感覚だったので、終わったなんてまさかと思いました。

すぐ陣痛室へ移動されました。移動の振動が響いて痛く、それで実感できたように思います。手術室を出る時に偶然、手術時間を計る時計を見られました。2時間58分。あぁ先生、予告通り3時間でやってくれたんだ…。実感は少ないものの理解をしました。

重症な方、と言われていたり、様々な不安から手術は長引く予想をしていました。開腹、輸血等も覚悟していましたが、幸いせずに済みました。

すぐに家族を呼んでくださり、朦朧としながらも対面したのを覚えています。酸素マスクは外れたものの病室用の酸素管がつけられ、胸に心電図、左腕に血圧測定機、右腕に点滴、右手の指に酸素濃度を計るクリップ、お腹の傷の一部からドレーンの管(お腹の不要な血液等を出す)、導尿の管、肺血栓症(エコノミー症候群)予防の足マッサージと、色々繋がれた状態でした。

酸素の出所からはつねにポコポコと音がし、血圧は自動で一時間に一回動き、足マッサージはつねに一定でない動きをしていました。