子宮のびょうき、記録

30代半ば、婦人病悪化。備忘録として、また同じ病気の方の参考に

42 ひとやすみ 癒着について

※不吉なブログ番号が手術のところと重なるのがちょっと嫌なので、今回病気の解説にさせてください。すみません。

癒着というのは不思議なもので、子宮内膜症の症状ともいえるような感じで、どこにでもできるそうです。子宮内膜症の癒着の資料でよく出てくる変わった箇所が、肺や肛門付近です。
私自身も今回の件で色々調べたことにより知りましたが、子宮はお尻ともごく近くにあるんですね。私も激痛が出る少し前に、肛門というよりは肛門の奥辺りがチクチク痛んだことがあります。

腸も癒着でくっついてしまうこともあります。どうなっているかは手術でお腹を直接見てみないとはっきりはわかりません。(そもそもお腹を直接見ないことには子宮内膜症の診断を確定することができないそうです。)

癒着を剥がすのが大変で手術中腸に穴があいてしまうこともあります。剥がすことがリスクだと判断されれば剥がさずにお腹に残ることになります。
卵管が癒着でくっついてしまい、卵管を摘出する可能性もあります。自分のお腹の中がどうなっているのか、臓器がどうなるのか、手術前はわかりません。

癒着によって子宮の形が変わってしまい、不妊になることもあるそうです。子宮はまん丸の状態が一番妊娠しやすいそうです。丸くないと精子卵子の動きが阻害されてしまう可能性があるらしいのです。

癒着で臓器同士が自由を失い、身体をねじった時等に臓器が引っ張られてチクチクと痛みが出たりします。こういった状態を凍結骨盤というそうです。私も子宮内膜症は重症な方、と主治医の先生に言われており、凍結骨盤になっている可能性も高いです。手術ではこれを焼いたりして取り除くことができます。